.net Framwork4.7.2 & VB.net でML.NETを試してみた(2)- プロジェクト作成とパッケージのインストール

ML.NETを導入する時は便利なツールがあります。それはML.NET Model Builderです。

クリックだけで、train modelを作れる、コードまで自動的に生成する。

docs.microsoft.com

 

ただ、VB.NETがサポートされていないです。そこで、ML.NETのAPIを使って画像認識を行います。

 

プロジェクトの作成とパッケージのインストール

今回は転移学習のチュートリアルを参照して、VB.netに書き換えてみます。

docs.microsoft.com

 

プロジェクトの作成は結構簡単です。

    1. 普通のVB.netの .net Framwork4.6.1以降のデスクトップアプリプロジェクトを作成します。
    2. 「プロジェクト」の「Nugetパッケージの管理」を開きます。

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    3. チュートリアルによると、
      • [参照] タブを選択します。
      • [プレリリースを含める] チェックボックスをオンにします。
      • Microsoft.ML を探します。
      • [インストール] ボタンを選択します。
      • [変更のプレビュー] ダイアログの [OK] を選択します。表示されているパッケージのライセンス条項に同意する場合は、 [ライセンスの同意] ダイアログの [同意する] を選択します。
      • Microsoft.ML.VisionSciSharp.TensorFlow.Redist、および Microsoft.ML.ImageAnalytics NuGet パッケージに対して、これらの手順を繰り返します。

       各パッケージのインストールに伴い、サポートパッケージインストールされますので、たくさんのパッケージが表示されます。全部インストールできたら以下のようになります。(パッケージのインストールがとても大事で、詳細の紹介はMicrosoftチュートリアルを参照してください。)f:id:sesnail:20200915220707p:plain

転移学習

 簡単に言うとTensorflowですでにレーニングしたモデルを用いて、自分のデータと合わせてトレーニングし、モデルを特化する学習するプログレスです。

利点としては、モデルの学習時間が短縮できます。

欠点は、事前トレーニング済みモデルなので、不要データが入っているので、データが大きい。